コーヒーを淹れるにも
いろいろな方法があります
今回はペーパードリップとフレンチプレス・サイフォン・トルココーヒーを一緒にいれました。
ペーパードリップはよく使われています。
最近はほとんどペーパーが多いのではないでしょうか?
珈琲教室でもお伝えしていますが、
ペーパードリップの場合はサーバーによってポイントが違います。
それぞれのメーカーの拘りですね。
いろいろ自分なりに応用・改良した淹れ方も多く伝えられています。
今回は基本に基づいて
・コーノは蒸らす必要がない。
・メリタは一定量のお湯を入れ続ける。 などなど
また、お湯は細ーく細ーくと言われますが、
細くし過ぎて時間がかかりすぎると濃くなってしまいます。
蒸らす時には細ーく、下にお湯が落ちない程度にゆっくり注ぎますが、
実際の抽出は
「そんなに大胆に注いでいいんですか?」と聞かれる事もあるくらいです。
あまり慎重になり過ぎないで大丈夫です。
蒸らしが終わって、はじめに落ちるコーヒーは「コーヒーエキス」と呼ばれます。
これを捨てる方がいらっしゃいますが、もったいない無いですね。
フレンチプレスは
いつも「えっ?!」と言われます。
「これは紅茶をいれるんですよね???」
いえいえ、これはコーヒー器具です。
かなり知られてきてはいますが、これもよくあるご質問です。
挽いた豆に熱湯を注いで4分待つだけ。
手軽に使えるひとつです。
香味や成分がそのまま出ますので、コーヒーの油が表面に浮きます。
「油が浮いて、いやだなぁ~」という場合も
「コクが出て美味しい~」という場合も
どちらにしても豆の鮮度が分かりやすい器具です。
コーヒー豆の評価をする場合に行われる カッピング
これと同じ原理の真摯法という淹れ方です。
サイフォンは80年代の頃
結婚式の引き出物に使われるくらい
人気があり使われた方も多かったと思います。
写真のサイフォンも
お客様が当時使っていたものを譲りうけたものです。
サイフォンもまた独特な香味があります。
火を外すタイミングや回す回数など、淹れ手によっても大きく作用されます。
熟練がサイフォンで淹れたコーヒーは何とも深く癖になります。
今回、スミカグラスさんからの提供により
トルココーヒーも楽しみました。
・コンデンスミルクをカップの底が隠れるくらいにたっぷり入れ。
・その上に穴あきソーサーをセットします。
・コーヒーを淹れる、これも穴あきの容器をのせダンパーのような内蓋をした上からお湯を注ぎます。5分~10分程度でカップに落ちます。通常の倍以上の時間がかかる為、かなり濃くなります。コンデンスミルクをよく混ぜ溶かしながら、甘~い味を楽しみます。
さて、どの器具、どの味がお好みでしょうか?
機会があれば、いろいろ飲み比べて下さい。
気分によって使い分けるのも楽しいです。
スミカグラス お楽しみ♪珈琲教室
次回は
10月28日(水)15:30~17:00
「簡単アレンジしちゃおう♪」
最終回は
11月18日(水)15:30~17:00
「珈琲問答」(ケーキ・コーヒー付)
お待ちしております。
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